December 07, 2007

死刑大臣

「法と正義に基づき執行した」、3人死刑で鳩山法相

 鳩山邦夫法相は7日、記者会見し、死刑囚3人の死刑が執行されたことについて「法相の仕事として法と正義に基づき執行した。決して楽な決断ではなかった」と語った。法相によって執行の有無があることには「刑事訴訟法の立法趣旨に反する。法相としての職責を果たすべきだ」との考えを述べた。

 執行した死刑囚の氏名の公表に踏み切った経緯については「情報公開の時代とは思わないが、(死刑執行が)適正に執行されていることを世に示し、国民の理解を得ることが必要」と説明。「人の命を平気で奪った者に極刑が与えられてしかるべきという考え方は世論に表れている。犯罪抑止の効果もある」などと死刑制度の意義を強調した。

何でこんな単純な思考しかできない人が法相になったのか疑問なのだが、もしかしたらこういう人だから法相にしたのかもしれない。

 社会の無法化が危惧されてきた為に、厳罰化による世の中の締め付けがすすめられているのだろう。だからこれからしばらくは、死刑だってばんばん執行され、見せしめにされるのではないか。そのためには、死刑執行に対して何の躊躇もしないような人、世論からの批判も意に関せずの人、を法相にしておくのが都合がいい。

 そう考えたら、鳩山邦夫氏は死刑大臣としてぱ打って付けなのだろう。

 

 

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June 30, 2006

世界にひとりしかいない

 僕は、遅ればせながら朝日新聞の天声人語(6/30)で知ったのだけれど、この『言葉』が忘れられないでいる。
▼下校途中の娘を殺害された広島市の木下健一さんは、報道機関に談話を出す時、娘の名を「あいり」とかぎかっこを付けて記してきた。「あえて強調しました。娘は『広島の小一女児』ではなくて、世界に1人しかいない『木下あいり』なんです」▼
 僕も小一の娘のいる父親として、あいりちゃんのお父さんの心情を想うだけで泣けてきてしまう。〝世界に1人しかいない〟の言葉に、ブッダのことば『天上天下唯我独尊』(無上尊)の深大さを改めて感得させられた。
 確かに、『広島の小一女児』ではなくて、『木下あいり』ちゃんと成ることで、あいりちゃんは「仏さま」として多くの人々にはたらいてくれるだろう。それにより、世の中から性暴力を無くそうとする人々の行動を動かすだろう。僕もできることをしたい。例えば、ロリコンやレイプなどを題材とする商品(書籍、映像、ゲームソフトなど)なんか発禁にすればいいと本気で思う。娘をもつ父親よ!立ち上がろう!!

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広島・小1女児殺害:あいりちゃん父の言葉、性暴力被害者に共感広がる

毎日新聞6月28日大阪夕刊

 ◇勇気をもらった--「加害者告訴」決意も

 「あいりの死を無駄にせず、同じような犯罪を抑止するため性的被害の実態も報じてほしい」。昨年11月に広島市で起きた女児殺害事件の被害者、木下あいりちゃん(当時7歳)の父建一さん(39)の発言が、性暴力の被害者の間で反響を呼んでいる。戸惑いながらも「共感する」という意見が大半。被害者の相互支援グループには、加害者の告訴を決意したメールが届くなど、背中を押された被害者もいる。

 関東地方に住む高野茉莉子さん(仮名、20代)は6歳の時に公園で性暴力の被害に遭った。04年に子どもへの性暴力を考えるサイトを開設。今年4月には相互支援グループ「野の花」を作った。全国の被害者約40人と、家族や恋人ら約20人がメールを通じて気持ちを打ち明けたり、情報交換をしている。

 建一さんの発言が新聞などで報じられた先週末以降、メンバーから高野さんの元に反響のメールが続々と届いた。自らの被害を思い出し、動揺したという声もあったが、多くは「強く共感した」という内容だった。

 知人から被害に遭った女性は「周囲から『忘れた方がいい』と言われ、自分が気にしすぎなのかと思っていた。だが、報道を見て『悪いのは加害者。新たな被害者が出るのはがまんできない』と思い、告訴を決意した」と書いていた。

 また、「『2度殺された』というコメントが表す通り、性暴力は『魂の殺人』なんだ」という感想や、「広島に献花に行きたい」「(あいりちゃんの)両親に感謝の手紙を書きたい」という反響もあった。

 届いたメールの数は20件以上。中にはグループへの参加を希望する人もいた。幼いころに被害を受けたという女性は「ずっと1人でがまんし、黙ってきた。今さらかもしれないが、できることがあるならやってみたい」と思いをつづった。

 高野さんは「性的被害が本人や家族をどれほど傷つけるか。世の中が深刻さを受け止めてくれれば」と話している。

 野の花のホームページはhttp://www.geocities.jp/m20790/nonohana/index.html

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 ◆あいりちゃんの父発言概要

 ◇2度命奪われた

 木下建一さんの発言の概要は次の通り。

 なぜ検察側が被告に死刑を求刑せざるを得なかったか。たかだか一人殺しただけで死刑にするのは重いのでは、と社会に思われるのが嫌だった。被害の実態をきちんと伝えるためにも、性的被害も出来る範囲で詳細に報道してほしい。

 あいりは声を出すと殺されると思い、涙を流しながらも暴れなかった。何も悪いことをしていないから、暴行が終われば帰してもらえると思ったんでしょう。性的暴行は拷問に等しい。犯人は2度命を奪った。

 あいりの死を無駄にせず、同じような犯罪を抑止するためにも、お話ししようと思った。娘は世界に一人しかいない「木下あいり」なんです。実名で報道してもらって構わない。

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June 20, 2006

光市母子殺害事件

 死刑が本当は残酷な行為であることは、理性ある人ならばわかっているはずだ。

 本村氏もそうだし、最高裁判事もそうだし、刑の執行官もそう思っている。それゆえに、本村氏は復讐のために死刑を望み、最高裁は自判を避け審議を差し戻し、刑の執行は非公開で誰の執行ボタンが当たりかわからないようにしている。

 残酷な行為をする者は野蛮な人である。罪人を吊るし上げ「殺せ!殺せ!」と叫び上げる群集は野蛮な群れである。死刑は野蛮な行為だから廃止すべきなのである。

 事件の被告は、確かに死刑に値する。もし自分が本村さんの立場になったら、やはり犯人を殺してやりたいと思うだろう。

 だけど、やはり死刑とは野蛮だからすべきでない。それは決して、被告を擁護しているわけではないし、人権家ぶって命の尊厳を説くのでもないし、安田弁護士のこのたびの弁護もオカシイと思う。

 野蛮なことをせずとも、罪人に罪を償わせることはいろいろできようし、被害者家族の救済は絶対的に為されなければならないことだ。

だから、死刑論議は、死刑は野蛮であるという感覚を共通確認することから始めたい。

〈参考〉全国犯罪被害者の会Logo3

山藤章二氏によるロゴマーク

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April 20, 2006

中国の人権侵害② 死刑

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 訪米した中国国家主席・胡氏の行く先々では、人権団体や法輪功のメンバーらが、中国での人権侵害や宗教弾圧への批判のシュプレヒコールをあげた。

死刑執行、8割は中国 アムネスティが報告書  【ロンドン20日共同】国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(本部ロンドン)は20日、世界の死刑囚は推計2万人以上に達し、2005年には日本を含む22カ国で少なくとも2148人の死刑が執行されたとの報告書を発表した。トップは中国の約1770人で、全体の8割以上を占めた。

 同団体が死刑囚の数の推計値をまとめたのは初めて。アムネスティのカーン事務総長は「死刑は取り返しのつかない究極の人権否定だ」とし、制度廃止の必要性を強調した。

 05年の死刑執行数は中国に次いでイランが94人、サウジアラビア86人、米国60人など。中国は情報公開が不十分で実際はこれをはるかに上回っているとし、約8000人に上るとする専門家の見方も紹介した。
2006年04月20日10時48分

中国での臓器移植、提供者の大半が死刑囚  中国で日本人患者らを対象とした臓器移植に関与している複数の仲介者が18日までに共同通信の取材に応じ、臓器の提供者(ドナー)は大半が死刑囚で、提供者本人の同意を得ていない事例が相当あるなどと実情を証言した。中国衛生省は先月、移植医療の透明性確保を目的とした新規定を発表したが、仲介者は「提供数が減るとは思わない」と語った。

 中国衛生当局は「外国人への移植を控えるよう」求める通達を出しているが、仲介者は「(病院などの)本音は外貨稼ぎのため外国人への移植を望んでいる」と話した。日本国内での移植が困難なため、中国での移植を希望する日本人が増えているという。

 仲介者の1人によると、中国で移植を受けた日本人はこれまでに少なくとも200人に上り、腎臓や肝臓が中心。腎臓移植の費用は現在600万-700万円で、申請してから2カ月以上の「待機」が常態化している。日本の医師が内々に重症患者を紹介してくるケースもある。総費用のうちの「仲介料」については、明らかにしなかった。

 死刑囚らのドナーが出そうだという連絡は、移植を実施する中国の病院から平均で3日前に仲介者に入る。病院間の情報交換のほか、裁判所や刑務所から移植を実施する病院に直接連絡が入ることもある。処刑後、医師が直ちに臓器を摘出して輸送。刑務所など摘出に利用した施設には1件につき「数千元-3万元(約44万円)」を「保存費」として支払っているという。

 仲介者は、日本人への移植について「多くが重症患者で、最後の選択として駆け込んでくる」と指摘。一方、日本の透析医の中には「自分の患者が減る」ことを懸念し、患者らに「訪中しないよう圧力をかけるケースがある」と語った。(共同)[2006年4月18日17時55分]

宗教的弾圧→投獄、拷問、死刑→臓器摘出という事が本当にあるらしいが…。法輪功系の通信社の記事(※グロ注意)。

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March 15, 2006

死刑を超える救いはどこにあるのか

母子殺害上告審弁論で弁護士ドタキャン…
 非難される安田弁護士は、欠席の理由として、たぶん自身の控訴が始まったことも関係があるのではないか?

 確かに理性としては死刑廃止は真実である。死刑とは野蛮なことである。ブディストは不殺生を戒とする。
 しかし遺族の本村洋さんが「死刑反対の思想は自由だが、現実に刑法に死刑は明記されている。遺族としては極刑を望んでいる。」「死刑の無意味さを訴えるのはいいが、犯罪防止のために取り組んでいることはあるのか。」と言う鋭く突きつけてくる怒りの刃に対して、死刑廃止論者はどうすることができるか。突きつけられた刃を下ろすことができるような、死刑を超える救いはどこにあるのか…。

〔関連〕法務省は死刑判決の重責を国民に委ねようとしているようだ。

「少年は重い刑に」が25% 最高裁司法研修所が調査


あなたも裁判官!「2009年までに裁判官制度がスタートします」


 

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