November 22, 2006

教育基本法改悪反対

 いま私たち国民は、ずるずると国家主義に飲み込まれようとしている。 

 教育基本法が改悪されることは、国家という巨大なガマガエルの口に、自分の身が半分飲み込まれるようなものだ。そうしたら必死に逃れようとしても、そのまま一気にズルっと飲み込まれてしまうだろう。

 飲み込まれることは、国家統制されることを意味する。押し込められ、縛り付けられ、息苦しい毎日を送るはめになる。大事な人生を一生押さえつけられて生きるなんて、考えただけでぞっとする。

 そうならない為には、飲み込まれるのをじっとしていてはならない。全身全力でもって抵抗し、そしたら今度はこっちが、ぬめっとしたガマガエル野郎を思いっきり蹴散らかしてやれ!

 浄土真宗の歴史には、自分たちの自由を死守した「一向一揆」があった。もし現代において一揆を起こそうとするならば、もちろん非暴力でなければならないから「デモ」ということになるだろう。現代のブッディストたる真宗門徒よ、今こそ立ち上がる時ではないか?「平成の一向一揆」の時機ではないのか?下記の一揆を拡大しよう!

教育基本法改正:真宗遺族会の僧侶ら、改正に反対してデモ /広島

 教育基本法改正案の衆院通過を受け、浄土真宗本願寺派の僧侶らでつくる「真宗遺族会」の県内のメンバーらが21日、同法の廃案を求めて中区本通などをデモ行進した。

 デモには同派の僧侶と門徒約10人が参加。参加者らは「愛国心教育を徹底し、国のために命を投げ出すことに疑問を持たない子どもを作るものだ」などと批判。同会会員の小武正教僧侶(48)は「『宗教に関する一般的な教養』の尊重がうたわれている。『一般的』と言うが、法案が成立すれば靖国神社を肯定する教育を学校で教育する口実になる」と話し、現在の教育基本法の尊重を訴えた。

毎日新聞11月22日

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September 30, 2006

立花隆講演

安倍首相の歴史認識は甘い
立花隆氏講演(東京・外国特派員協会)

Press_060927_tachibana 無料配信、必聴!

やっぱり安倍首相の取り巻きは極右が多いらしい。

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August 28, 2006

靖国神社『遊就館』へ行ってみた

 靖国神社の拝殿にて参拝してから、靖国会館(靖国図書館である靖国偕行文庫がある)で無料接待の冷たい麦茶を頂いてから、いよいよ『遊就館』へ入ってみた。

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Dsc_0193 明るい現代建築風の玄関ホールには、ゼロ戦や機関車、大砲が展示されている。

 遊就館とは、一言で云えば「戦争博物館」だった。戊辰戦争から日清戦争や太平洋戦争までの日本がした全ての戦争についての展示がしてある。しかし、その全ては戦争の功績ばかり讃えており、略奪や虐殺などの戦争の悪罪の反省に関わる展示は皆無である。50分の映画もくり返し上映しているのだが、その映画の企画制作はなんと「日本会議」で、案の定、内容は日本がした戦争はいつも正義のためとか「自尊自衛」の戦いであったとしている。とにかく戦争に関しての展示が延々としてあり、全部見ていたら所要時間3時間以上かかるだろう。

 靖国は、英霊は「国のためにいのちを捧げた」として讃えるのであるが、ほとんどの英霊とは、国家権力の圧力、国家神道の魔力によって、いのちを「捧げさせられた」「捧げさせられる状況に追い詰められた」というのが真実であろうに…。靖国神社は、国家の戦争責任を巧妙に誤魔化すトリック装置として造られた偽装神社なのだ。それがまた復活しようとしているのだ!

  売店では、やはり戦争オタクグッズが色々置いてある。Dsc_0196

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安くて一番お手ごろなお土産なら、えんぴつ50円、ボールペン75円。

Dsc_0201 僕は修身の復刻本と満州国の地図を買った。

Dsc_0202 この人の本も売っている。この人が次期総理になれば、日本は必ず戦争をする!

 つまり、靖国参拝の意図は、靖国復活のためであり、日本が戦争をまた始めるためのブロローグなのである。

 

 

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August 27, 2006

靖国神社へ行ってみた。

 今月は暑さのために、ブログも休止状態になってしまった。暑熱の中では思考も停止状態となり、あの小泉首相の靖国参拝についても、「もう勝手にせぇっ!」って感じで、どうでもよくなってしまった程だ。

 でも、先週に静岡県東部の実家へ帰省した際に、ついでに靖国神社へ行ってみた。以前から靖国問題を批判してはみても、実際には行ったことがなかった。でも、やはり批判するからには、ありのままを見て、その場の雰囲気から〝軍国主義の気色悪さ〟みたいなものを体験し、証明したいと思ったからだ。

 で、実際に靖国神社へ行ってみたのだが、まず正直なところ雰囲気としては、世間で騒がれている所にしては、いたって普通の観光神社であった。参拝者の人出も、平日の昼間であったが、多くも少なくもない程度のもので、老若男女偏りなく様々。

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 都会の喧騒の中で、確かに名のとおり靖らぎの場所ではある。とはいえ、右翼の街宣車が音は静かにして一台いたし、警官もいるし、気は許せない感じはする。また参拝の案内板についても威圧的な感じがある。

 参拝の仕方もあり、まず手を洗い口をすすいでから神門をくぐり、拝殿では①礼二回、②二回手を打ち、③礼一回の作法で参拝する。Dsc_0149 そのお手本にDsc_0152 なるような人がいたので写真を撮ったら、守衛の人から「参拝しているところは撮ってはダメだから」と注意されてしまった。たしかに失礼になることだから素直に反省。

 でも考えてみたら、ヤスクニでは合掌はしないんだな。僕も一応ヤスクニ式参拝を真似をしてやってみたけど、なんか照れくさい感がした。気合を入れなきゃできないな、この礼の仕方は。でも坊主頭のウヨっぽい若者は上手くキメていたけど。僕なりに最後は念仏で合掌もしてきた。

 ここまでの雰囲気としては、別に〝軍国主義的気色悪さ〟はまったく無く、返って境内の所々にある家族や戦友による慰霊碑や記念樹などの想いを察する限り、戦死者への心情が篤く込められた聖地なのだと思う。Dsc_0133

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各師団の人たちによる桜の記念樹。

 しかし、このあとの『遊就館』へ行くとヤスクニの本性が明かになった…、つづく。

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June 11, 2006

たかじんのそこまで言って委員会

Wp_01_capture  この番組は、本音トークが売り物な為、自主規制が強い関東局では流さないらしい。それだけ世の中の出来事の裏側、真相にふれる発言などが飛び出し、新聞や雑誌では書かれない情報なんかも知れたりするから、ついつい見てしまったりする。

 ㋅11日放送分は、▽暴走メディア…秋田“近所女”&報道の死▽オウム真理教…今も90%の闇▽愛国と憂国というトーク・テーマであったため、「人権」「宗教」「思想」というブディストとしては外せない関心事であり、けっこうハマって視聴した。

 ダイジェスト的にあげておくと、▼「秋田小1男児殺害」「村上ファンド」などの事件のように、悪者を見つけ吊るし上げる「懲罰的報道」は世論の要望であり、必要悪との声もありますが?とのテーマにおいてメディアのモラルの低下が指摘されたトークの中で、それでもメディアがまず気を遣う団体は「宗教・在日・精神異常者」であること。(宮崎哲弥)▼カルト集団は必ずお金を吸い上げることが目的であること。カルトに騙されやすい人は理想主義者で善悪二極に物事を考えるひとが多い。(飯星景子)▼出演者に自分は宗教をもっているかの問いに、ただひとり宮崎哲弥だけが手を挙げ、仏教徒であることを名乗っていた。▼人間はなぜ宗教を求めるかの問いに、人間だけが死ぬことを知ってしまったから。(森達也)▼いつの時代も台頭する宗教は国家権力とぶつかることになるが、真宗はうまく折り合いをつけ共存した。(三宅久之)▼右翼団体一水会元代表の鈴木邦男がゲストであったが、現代の右傾化といわれる状況は本来の右翼のあり方とは違うと感じている。右翼も左翼も「話し合える人」と「話し合えない人」に分かれる。▼本当の右翼の愛国心は「愛」ではなく「恋」。(鈴木邦男)「愛は支配なのよ」(田嶋陽子)。「愛は仏教では煩悩になる」(宮崎哲弥)。だから「愛国心」はちょっとおかしいんだ!(辛坊治郎)

 あまりに溜飲が下がる感で見終わったのでブログにも書いてしまったのだが、そもそも今回の番組を見始めたのは、森達也氏が出演していたからだ。Video2

 今、森達也氏は真宗関係では注目的人物であると言えよう。氏の洞察は、親鸞の「悪人正機」に通ずる深みを持っているからである。

 その森達也氏の上映会&講演会が、7月15、16日に姫路文学館である。こりゃ行かねば!

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April 29, 2006

教育基本法に紛れ込もうとする連中

 教育基本法改正には、思想的・宗教的に偏った団体が多く関わっている。それは「日本会議」とそれに加入する宗教団体である。こんな宗教団体は、普遍宗教(仏教、キリスト教、イスラム教など)から見ても気色悪い。自民は集票団体として何でも取り込み利用するが、もっと節度ある団体選びをしてくれ。

産経新聞29日朝刊東京版より 自民、内憂外患 創価学会重視に不満/民主が愛国心で攻勢  教育基本法改正協議で自民、公明両党は議論内容を一切外部に知らせず、議案書すら回収した。三年間に及ぶ“密室協議”。合意を得たのは今月十三日で、閣議決定まで約二週間。蚊帳の外に置かれてきた自民党の保守系議員や支持団体には不満がくすぶり、民主党も対案を示して与党を揺さぶる構えだ。  「公明党と連立を組んだ現状がある。われわれの理想は、将来単独政権になった上で、さらに再改正を行うことだ」  今月十二日夕、自民党本部で開かれた与党教育基本法改正検討会メンバーの自民党議員と、日本会議に加盟する宗教団体との懇談会。河村建夫・党文教制度調査会長はこんな本音を漏らした。  神社本庁、仏所護念会、崇教真光、霊友会…と自民党を長年支持してきた団体幹部が出席した懇談会では、公明党の主張を取り入れた改正案に対する批判が相次いだ。  「改正案で削除された『宗教的情操の涵養(かんよう)』に、宗教界で反対しているのは(公明党の支持母体である)創価学会だけだ」  こうした指摘に、与党検討会の大島理森座長も「自民党は参院で単独過半数を持っていない」と理解を求めたが、各団体の態度は硬かった。  「自民党は平成七年、われわれが集めた五百六万人もの反対署名を無視して国会で戦後五十年の謝罪決議を行い、次の参院選でほぼ同数の比例票を減らした」  出席者の一人はこうも語った。実際、これらの団体には今後、選挙で自民党を支援しない検討を始めたところもあり、「来年の参院選に影響が出かねない」(自民党中堅)との懸念がある。

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April 26, 2006

共謀罪ドラマ!

 昨日のニュースステーションでも特集された共謀罪。でもウトウトしてしまって、ちゃんと見られなかった…。そんな私みたいな人に、これどうぞ→

共謀罪MOVIE(ムービー)『共謀罪、その後』第1話

○クイズやマンガの解説がある『キョウボウザイってなんだ?』

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April 24, 2006

共謀罪(きょうぼうざい)ができたら大変!

以下は、きくちゆみさんのブログからの転載です。

共謀罪(きょうぼうざい)ができたら大変!
きくちゆみ

本当の名前は、とても長いんですね。
「犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法等の一部を改正する法律案(=共謀罪:きょうぼうざい)」。長くて大変なので、「共謀罪」で話を進めます。この法案が今、衆議院の法務委員会で審議中で、28日には採決されそうです。

共に謀(はか)ると書いて「共謀(きょうぼう)」。2人以上の人間が相談して何か(悪いことを)企むことが罪になる法律です。

「私は悪いことなんてしないから、関係ないわ」と思っているでしょう?でも、本当に関係ないでしょうか。

たとえば、会社のいやーな上司に嫌気がしている同僚と仕事の後に飲んで、「一度ぶん殴ってやりたい」「本当」と意気投合したら「傷害の共謀罪」。

近くに高層マンションの計画され、あなたの家とご近所が日陰になってしまう。マンションの建設に一緒に反対しませんか、と相談したら、「威力業務妨害の共謀罪」。

お母さんグループがこどもの健康のために添加物入りの食べ物やジュースを買わないようにしましょう(不買運動)、と相談したら、「組織的威力業務妨害の共謀罪」。

「うちの旦那(かみさん)、いなくなればいいのに」「うちもー」、なんて会話も、「殺人の共謀罪」!

そして極めつけは、一緒にいた誰かが警察に密告すれば、密告した人は罪にならないこと。つまり、密告を奨励している点。たとえば、密告者を市民団体などに侵入させれば、市民活動をめちゃくちゃにできるし、誰でも逮捕できちゃう。

全部で619の罪に共謀罪(話し合うことが罪)が適応されます。政府や企業活動にじゃまな人は、共謀罪容疑で逮捕してしまえば、日本は権力者と金の亡者の天国になるでしょう。

私は、ピンク(エッチ)ビラとかピザやお寿司のちらしは許して、反戦や平和を訴えたチラシを配った人を逮捕するような警察(国家権力)を信用できません。彼らに共謀罪を与えたら、凶暴化するのは必至。それもじわじわやってくるでしょう。戦前の治安維持法だって威力を発揮したのは、法律ができて10年後。戦争に反対した人たちは逮捕されたり、拷問されたり、殺されたりしました。

アメリカは「最後のテロリストがいなくなるまで対テロ戦争を続ける」と言っています。小泉さんであれ、その次の首相が誰であれ、日本の指導者たちはアメリカ様に楯突いたりしません。これからも戦争が継続し、拡大する確立は高いのです。

そのうち国家を守るのは国民の義務となり、徴兵制が復活する可能性もあります。今、小学生の子どもたちが10年後に徴兵され、日本と関係ないアメリカの戦争にかり出される(イラクのように)ことも。そのときに反対しても、反対者は逮捕されてしまうでしょう。

これと平行して、教育基本法を変えて、お国のためにいのちを投げ出す、国を愛する子どもを育てよう、と権力者たちは言っています。そして、憲法を変えて、戦争のできる国にしよう、とも。権力者自身とその子どもは戦場にいかなくて済むでしょうが。

そろそろ、目覚めてましょう、みなさん。
日本人の大半がまだこの法案のことを知りません。

マスコミは竹島のことで大騒ぎ。こうやってマスコミが大フィーバーする影では、やばーいことが進行しているのですよ。「タマちゃん」や「白装束」のときを思い出してください。そうそう、日の丸君が代法だって、最初偉い人は「決して強制はしない」と言いましたよね。それが、今、どうなっていますか?「君が代」を歌わない先生は処分され、解雇されています。

さて、ここから先は、この1週間(採決28日)までにあなたや私にできることです。

まず、テレビや新聞などマスコミに働きかけましょう。共謀罪をもっとわかりやすく報道してほしい、共謀罪は民主主義を壊す、監視社会をつくり自由なコミュニケーションを阻む、日本にそぐわない、共謀罪に反対です、でも何でもいいです。心配だ、慎重になって、というだけでもいいと思います。

そして、審議の鍵を握っているのは、石原伸晃議員。市民ロビイストの関さんからの指示は以下のとおり:
====
http://sekigumi.ti-da.net/d2006-04-20.html
【共謀罪】 なぜ委員長がターゲットなのか?

法案の採決を止めることができる立場の人は衆議院/法務委員会/委員長です。

共謀罪の廃案を願う人々は、
http://www.nobuteru.or.jp/
衆議院/法務委員会/委員長 石原伸晃さん(自由民主党)
衆議院第1議員会館743号
Fax:03-3593-7101と
東京8区(=杉並区) の地元事務所
杉並区阿佐ヶ谷南1-14-20ジャート阿佐ヶ谷ビル1F
Tel:03-3220-1331
Fax:03-3220-1330

に集中して働きかけてください。
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以上は、関さんから。丁寧な手書きのファックスが有効です。
そして、以下は今村和宏さんからのアドバイスです。

石原伸晃さんに加えて、衆議院の与党法務委員に働きかけることも大切です。
中でも早川議員や漆原議員などの与党理事に働きかけるのが効果的です。

●早川忠孝理事(自民)埼玉4区選出
電話:03-3508-7469
FAX:03-3592-1747

●漆原良夫理事(公明)北陸信越選出
電話:03-3508-3639
FAX:03-3508-7149

この2人は、法案の問題点を熟知し、それでもしょうもない修正案を議員立法の形で提示し、しかもほとんど審議もしないで強行採決することに、すっきりしない気持ちを持っているはずです。

この人たちは法務委員会でキャスティング・ボードを握っているので、その気持ちを少しでも揺さぶることができれば、それだけで採決への勢いが鈍ります。それに、石原伸晃法務委員長の微妙なブレーキが重なれば、大きな力になると思います。
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あきらめるのはまだ早いです。
明日、4月24日から28日まで5日間あります。どこまで声を届けられるか。
どうぞ、このブログをお友達にも転送してください。
思想や言論統制につながる共謀罪は、監視社会と戦争への道です。
一緒に共謀罪を止めましょう。

 食べ物がおいしい日本が大好きだけど、
  愛することを強制されたくないきくちゆみより

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April 12, 2006

愛国心、やっぱりあやしい

座長案「国・郷土を愛する」を明記…教育基本法改正(読売新聞)

 自民、公明両党でつくる「教育基本法改正に関する検討会」座長の大島理森・元文相が、12日午後の会合で提示する座長案の概要が明らかになった。

 焦点となっている「愛国心」の表記については、「伝統と文化を尊重し、それらを育(はぐく)んできた国及び郷土を愛する」とする。さらに、「他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する心」と盛り込み、国際社会に貢献する姿勢も明確にする。

 与党はこうした座長案を軸に調整を進め、13日に与党の幹事長らでつくる「教育基本法改正に関する協議会」を開いて、改正案を確定させたい考えだ。

 愛国心の表記を巡っては、公明党が「『愛国心』は、戦前の国家主義を連想させ、統治機構を愛すると解釈する余地がある」などとして、難色を示してきた。大島氏の座長案は、「伝統と文化を育んできた国」と位置づけることで、公明党の理解を求めるものだ。

 検討会はすでに、教育基本法改正案をめぐり、「宗教教育」の表記は、「宗教に関する寛容の態度」などを尊重するとした現行規定を踏襲することを確認している。自民党が主張していた「宗教的情操のかん養」の明記は見送る。
- 4月12日18時57分更新

 たとえ「愛国心」を「国及び郷土を愛する」と言い換えても、法律に明記したとたん、それを「守らない」ということ=「処罰される」ということになるのでしょ?やっぱり統制、縛りつけようという魂胆があるのだ。やっぱり「愛国心」はあやしい。
  

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March 12, 2006

藤原正彦、出たー

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TV「報道2001」に藤原正彦が出ていたので見た。今よく新書が売れているし、チェック要れておこうかなと思っていたから。でも、とんでもないヒトでした。本買わなくてよかった。
 このヒトは、皇室典範について、男系天皇であることは「伝統」なのだから、変えるなどという議論はそもそも言語道断であると言っていたが、その「伝統」の意味を単に「昔からしていること」という意味でしか理解していなくて、だからたとえそのものに何の価値がなくても昔から頭を下げていたものには頭を下げるのが当たり前というようなことを言っていた。「伝統」と「因習」の意味を恥ずかしくも勘違いしている。
 「伝統」とは「精神」を伝え守ることであって、ただ形だけ意味もわからず真似るというのは「因習」というのだ。「伝統」とは時代が変っても、変えてはならない大切な「精神」を受け継ぐことだ。だから訳もわからず、ただ昔からしていることだからという理由だけで行う「因習」などは続ける必要はなく、むしろ破棄した方が後世のためになる。また伝え守らねばならない「精神」も健全なる精神でなければ「伝統」の価値はない。健全なる精神とは「人間の真実なる精神」である。仏教でいうところの「法」(ダルマ)。
だから皇室典範の問題でいえば、伝え守らねばならない「精神」とは〝天皇は国民の象徴として大切にする〟という「精神」であって、男系に固執することはない。そればかりか男系に固執するということは、男尊女卑の差別心が深層にあるはずであるから、それは不健全な精神である。
 こんな「伝統」と「因習」の区別も理解できないのに思想を論ずる素養はない。おまけにこのヒトはこんな程度の国語力なのに国語についても本を出している。数学者なのに、なんかすっかり勘違いしてるよ。
 そもそも国家の「品格」や個人の「人格」を教育で何とかしようと画策することが気色悪い。こういう概して右寄りのヒトたちの主張する憂国論は、高慢で稚拙である。
 

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