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2006年6月 4日 (日)

光円寺永代経法要

604_001  今日はうちの寺の手次寺である市川町甘地・光円寺さんの春季永代経法要があり参勤しました。御法話は、滋賀県野洲の松本良平さんで講題は「山の親鸞さん」でした。

 講題の「山」とは比叡山のことで、親鸞聖人の生涯において、9歳で出家され、29歳で下りられるまでの時代であり、天台宗の修行や学問に専念するにつれ、世俗化し形骸化している当時の仏教に疑問と失望を抱き、本当の生死出離の道を求め探し苦悶を深めていく時期を意味します。

604_006  松本さんはお話の中で、親鸞聖人はその修行生活を通して、自ら抱える人間の苦悩を深く見つめることにより、そこから人間のもつ「獣性」について気づかされ深められたと述べられたのが、とても印象的であった。以下、僕なりにまとめてみました。注意・メモもとらずに聞いたため大幅に解釈されているかもしれませんのでごめんなさい。

 人間性を問うことにより、ますます獣性を問われることになり、人間同士でありながら、お互い傷つけ、殺しあう愚かさがあきらかになっていく。そういう愚かな衆生を救おうと願われたのが阿弥陀如来の願心であり、釈尊の願心である。その願心に立ち返ろうとして、親鸞聖人は「山」を下りられた。

 私たちも、自らの獣性を見つめ、如来の願心に気づかされ、親鸞聖人の願われた共なる世界を願うお念仏の生活を歩んでいきたい604_025

 松本良平さんは、その温和なお人柄そのままにお話なされ、とてもわかりやすく心温まる御法話をして下さった。合掌

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